長谷邦夫

テラさんの奥さんの叫びが泣けます

赤塚不ニ夫のブレインで影武者、エッセイのゴーストライター、ビジネス面のコーディネート、しばしば赤塚名義で漫画を描くなど、赤塚を語る上で欠かすことが出来ないのが長谷邦夫
実際、赤塚不ニ夫DVD-ROMを見ていても、きっとこの部分は長谷が描いてるんだろうなーという箇所が少なからずあります。
その長谷のトキワ荘時代から平成4年、赤塚との別れまでを書いたのが『漫画に愛を叫んだ男たち』。
裏『まんが道』というべき物語で、後半赤塚がアルコール中毒で壊れていくさまは切なすぎます。
赤塚に尽くし続けてきた長谷のラブストーリーであり、フジオプロやトキワ荘の漫画家たちはもちろん、星新一筒井康隆山下洋輔、夕モリなども登場する、楽しくも哀しいオデッセイでした。
でもなんでこのタイトルにしたんでしょうかなあ。