ロックの歴史において解散あるいは引退するする詐欺といえばKISS、デヴィッド・ボウイオジー・オズボーンなど錚々たる顔ぶれがやってきましたが(JUDAS PRIESTも実はそうじゃないかという疑惑が)、復帰して良い音楽を提供してくれるならば、いくらでも騙してくれて構わないと思います。
ところで解散ツアーをやって、12月3日にロンドンでthe last ever showをやると言っているCATHEDRALが、来年2〜3月のオーストラリアSoundwave Festivalのラインアップに載っていますね。前回の「我々日本のファンのために最後の別れを告げに来てくれた!」ツアーは僕は仕事で行けなかったので、その前後にぜひ日本にも来てもらいたいです。
なお、12月3日のロンドンでのthe last ever show会場限定で12"シングル「Open Mind Surgery b/w Sabbadaius Sabbatum」が売られるそうです。白盤100枚とクリア・ブルー盤200枚の合計300枚でポスター付き。

そんな一方で最近のRise Above商法には正直ちょっと嫌気が差してきました。大して出来の良くもないアルバムのダイハード盤を乱発したり、何度も何度も再プレスしてextremely limited edition fourth pressing coloured vinylとかやって、ファンから搾れるだけ搾り取ろうとしたり。それなりにツボを押さえた作品ばかりなので通常盤CDぐらいは毎回フォローしていますが、今後どうなるか判りません。

ALI PROJECTに関し

あまりよく判っていないのでおそるおそる書いているのですが、ALI PROJECTという日本のユニットはとてもユニークなことをやっているのではないでしょうか。ゴスロリと和風レトロ(ゲルニカとか?)、それからダーク・キャバレー(DRESDEN DOLLSとか?)が渾然一体となっていて、比較する対象を僕は知りません。でも単に僕が知らないだけの可能性も低くないので、類似アーティストがいたらぜひ教えていただきたいです。何曲かのアニソン、それから『QUEENDOM』というアルバムを聴いてみる限り、どうも入り込めないものがあることもまた事実ですが。
でも彼らのライヴを見てみたいと感じたので、今週の日曜日はマイケル・モンローwithドレゲンとALI PROJECT目当てでV-ROCK FESTIVALに行くことにしました。他の出演バンドもチェックします。複数ステージが同時進行なので、VERSAILLEときゃりーぱみゅぱみゅが重なってしまうのが残念!どちらを見るか悩みます。本当はあまり悩んでいません。ではさいたまスーパーアリーナで会いましょう!
ちなみにALI PROJECTというのは元々"蟻プロジェクト"だったそうですが、アントニオ猪木vsモハメド・アリ戦のときにアリが連れてきた"アリ軍団"も連想させる名前ですね。交渉時に拳銃をちらつかせたり、銭湯の女湯に乱入して写真を撮りまくったりしそうです。

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そしてNOOTHGRUSH『LIVE FOR NOTHING』、"お届け予定日: 2011/11/2 - 2011/11/4"とkonozamaされてしまったわけですが。

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ルー・リード& METALLICA『LULU』が全曲試聴できるようになっていますね。しかしこのアルバム、良いか悪いかという以前にあまりに長くて、なかなか通して聴く機会に恵まれそうもありません...